研究会の紹介
1万年以上も人間との関わりのある「羊」は、人間の都合でいくらでもその姿、形態が変えられてきました。
その母体となった原種はいつのまにか絶滅の危機に晒されています。
私達が家畜を利用していくためには、何よりも原種の絶滅を避けなくてはなりません。
そこで、数が少なく絶滅の危険度の高いレア種で英国のRBST(希少種家畜保護トラスト)の保護下にある、マンクス・ロフタンという羊を1990年、日本に20頭導入しました。
このマンクス・ロフタンの保護・保存を活動の柱の一つに日本の羊を大事にし、その可能性を追求して「羊と共にある生活」を模索していこうとレア・シープ研究会が活動をはじめました。